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ダイヤモンドの起源と産出国ランキング

ダイヤモンドが出来るまでの道のりと産出国について

ダイヤモンドの産出国についてメイン画像

婚約指輪や結婚指輪、ファッションジュエリーまで幅広く使用される宝石「ダイヤモンド」。高価なイメージや、希少性の高いイメージが強い方も多いと思います。そんなダイヤモンドが出来るまでの道のりと、私たちが身に着けるダイヤモンドはどこの国で採掘されているのかについてご紹介いたします。

ダイヤモンドの形成

10億年以上前、地球の表面下100マイル(161キロ)以上の極端な温度と高圧の場所で、炭素原子が強固に結合しました。これをキンバーライトといい、キンバーライトは7,000万年前から1億2,000万年前に生まれました。時代は白亜紀、恐竜が地球上に存在する時代です。人類が誕生するはるか遠い昔にキンバーライトは誕生し、そのなかからまたいくつかの条件をクリアしてダイヤモンドは生まれたのです。

 ●ダイヤモンドが生成される二つの条件

①マントル内の深さが120km
②1,000度に近い温度

つまりダイヤモンドの結晶が生まれる環境は、遥かむかしから存在する大地であり、固いマントル内であること。そしてマントル内にしては低温である1,000度に近い温度の場所である必要があります。1,000度を超えるとグラファイト(鉛筆の芯の原料)になってしまうので、ダイヤモンドはまさに奇跡の宝石ともいえます。

ダイヤモンド鉱床と採掘方法

 ●一次鉱床|パイプ鉱山の採掘方法

ダイヤモンドは激しい火山活動のマグマにより地表に向かって運ばれるまでの数億年の間、地下深くに眠っていました。一次鉱床(いちじこうしょう)とは、現在のダイヤモンドの採掘地は古火山(かつて火山活動が合った場所)で、ダイヤモンドの原石が含まれるキンバーライトの取れる場所をパイプと呼び、別の名をダイヤモンドパイプやパイプ鉱山ともいいます。

一次鉱床は大型の機械を用いて行う大規模な採掘方法です。例えば坑道を掘らずに地表から渦を巻くように地面を掘っていく「露天掘り」が有名です。ロシアのミール鉱山は露天掘りによってダイヤモンドが採掘され、深さ525メートル、直径は1,250メートルの超巨大な鉱山跡地が存在します。巨大すぎるため、上空に下降気流ができるとしてヘリの飛行が禁止されているほどです。ほかにもカナダやオーストラリアでも、露天掘りによるダイヤモンド採掘がおこなわれています。

 ●二次鉱床|漂砂鉱床の採掘方法

二次鉱床(にじこうしょう)とは、マグマとともに地表に上昇したダイヤモンドが、川底に堆積したり、別の地層へ運ばれていったりしてできた「ダイヤモンドが採れる場所」のことをいいます。19世紀にダイヤモンドの一次鉱床が見つかるまで、ダイヤモンド採掘は二次鉱床から採掘するのが主流でした。つまり、ダイヤモンドとは偶然発見される奇跡の宝石だったのです。

二次鉱床のひとつ「漂砂鉱床(ひょうさこうしょう)」とは、ダイヤモンドを含むキンバーライトが風化や侵食によって砂利になり、川や海に流されてできたダイヤモンド鉱床のことをいいます。インドやブラジル、アフリカ南部に多く見られます。漂砂鉱床では、パワーシャベルやブルドーザーなどの重機、または真空吸引器を使ってダイヤモンドを採掘します。

ダイヤモンドの産出国ランキング

ダイヤモンドの産出国は、2021年時点で23ヵ国あります。 国によってはダイヤモンド産業が国家の財政を支えていたり、また悲しいことに紛争や環境破壊の原因になっていたりと、ダイヤモンドの存在が我々人類に大きな影響を与えている国も存在します。ダイヤモンドを購入するときは、自分へのご褒美だったり婚約指輪の為だったり大切なお買い物になることがほとんどです。大きなお買い物だからこそダイヤモンドの産出についても知っておきたいところですよね。

第1位 ロシア
第2位 ボツワナ
第3位 カナダ
第4位 コンゴ共和国
第5位 南アフリカ

2020年まではきれいなピンクダイヤモンドが取れたことでも有名なアーガイル鉱山があるオーストラリアがダイヤモンドの産出国ランキング第5位でしたが、完全に閉山となったことで産出量が0になり、産出国ランキングから外れてしまいました。
また、ダイヤモンドの産出国の中には戦争や紛争が行われている国もあります。1980年代からダイヤモンドの採掘で有名なアフリカでは内戦が多く起こっていました。その中で資金(武器を買うため)になった1つがダイヤモンドです。ダイヤモンドが紛争の原因になったことから、紛争ダイヤモンドは「血塗られたダイヤモンド」など言われてきました。レオナルド・ディカプリオが主演した「ブラッド・ダイヤモンド (2006)」はまさに紛争ダイヤモンドによって引き起こされていた現状を映し出された映画です。紛争ダイヤモンドをなくすために生まれたのがキンバリープロセスです。

キンバリープロセス(Kimberly Process/KP)とは

紛争ダイヤモンドの根絶を目指し、生まれたのがキンバリープロセスです。ダイヤモンド原石に対し、紛争ダイヤモンドではない国際証明書を付け、キンバリープロセス加盟国以外に輸出入を制限します。現在、日本を含む82の国と地域が加盟しています。2003年にキンバリープロセスが導入されました。この制度に加盟した国は、

輸出するダイヤモンドにキンバリープロセス証明書をつけること
ダイヤモンドの原石は密閉した容器にて輸出すること
加盟国ではない国には輸出しないこと

これらを行い、紛争ダイヤモンドの流通を抑える取り組みが始まりました。1990年代には、ダイヤモンドの流通の中で紛争ダイヤモンドは4~15%を占めていましたが、現在では1%以下まで減少。一定の成果を収めます。

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