指輪選びで知っておきたい！指輪のデザイン・形を完全解説【手作り結婚指輪編】

K18（イエローゴールド）

結婚指輪に使われるゴールドは、K18といって金の純度が75%のものがほとんどです。その中でもイエローゴールド（K18YG）は色味ではなく素材のことで、ゴールドに銀や銅を混ぜた合金です。ゴールドの含有率が高いほど黄色味が強い発色になり、含有率が低いほど柔らかく優しい印象になります。銀や銅の割合によって色合いや性質が異なりますので、シンプルなデザインから複雑なデザインまでお好みに合わせて加工できます。プラチナと同じく変色に強い素材で、カジュアルな色合いで日本人の肌に馴染みやすい色味になります。

ストレート（平打ち）

ストレートはアームがまっすぐな形のリングになります。ストレートタイプの結婚指輪は、幅や厚みによって見た目の印象がかなり変わってきます。力強いイメージもあるためごつごつした大きな手にもよく合い、結婚指輪はスタイリッシュに身につけたい男性にもおすすめです。

甲丸

甲丸（こうまる）は昔なじみの結婚指輪の形になります。甲丸のリングは断面が半円形（アーチ形）で、その形状から「かまぼこ型」とも呼ばれることもあります。甲丸タイプは幅によって柔らかな印象やしっかりとした存在感が楽しめます。比較的どのような手にも合いやすく、優しい印象や柔らかいイメージを持たれたい人におすすめです。

ポリッシュ（ツヤあり）

ポリッシュ（つやあり）とは、指輪の表面に光が反射して鏡のように光沢がある状態に仕上げることをいいます。「鏡面仕上げ」や「グロス仕上げ」、「光沢仕上げ」などとも呼ばれています。ポリッシュ（つやあり）の魅力は、素材そのものの輝きが美しくみえることで、プラチナやゴールドの色味がそのまま楽しめるのも特徴の一つです。

マット（ツヤ消し）

マット（ツヤ消し）とは指輪の表面に加工を施してつやを消す仕上げをマット（つや消し）と言い、ツヤありに比べると落ち着いた印象になります。ほとんど光を反射しないようにする仕上げになります。マット（ツヤ消し）仕上げは落ち着きのある立体的な雰囲気になり、小さい傷が目立ちにくいという利点があるのも特徴の一つです。

刻印入れ

手作り結婚指輪ではリングの内側に刻印を入れることができます。日付やイニシャルが一般的ですが、思い出にちなんだモチーフや言葉など刻印にこだわるカップルが増えています。いれられる文字数は15文字程度で、筆記体やブロック体など書体も選べることが可能です。

例)男性のイニシャルto女性のイニシャル⇒YtoK（ヨシノリからキョウカへ）
　元号⇒R2.4.15（令和2年4月15日）

手作り結婚指輪の内側には、誕生石やダイヤモンド、カラーダイヤモンドなどの宝石を入れることができます。手作り結婚指輪の内側に宝石などを入れることで、より特別感のある手作り結婚指輪になります。手作り指輪の内側に入れられる誕生石やカラーダイヤモンドには、「愛情」「永遠の絆」「誠実」などの様々な意味が込められています。特定の意味を持った宝石を入れることで、2人の願いや誓い、メッセージなどを込められるので、より特別感のある手作り結婚指輪になるのです。自分とパートナーの誕生石を入れることで大切な人の存在を近くに感じることができます。

ダイヤ入れ（石留め）

手作り結婚指輪には、表面にダイヤモンドをセッティングすることができます。セッティングもいくつか選んでいただけます。ひとつは伏せ込みといい、宝石の周りをプラチナなどの地金でしっかり囲み、アームに穴をあけて埋め込むセッティングの仕方です。また彫り留めはプラチナなどの地金に直接宝石を埋め込むセッティングの仕方になります。